2011-07-16 六祖壇経02 心が見失われると、仏も衆生である。 目覚めてみると、衆生も仏である。 心が愚かなときは、仏も衆生である。 智慧が働くときは、衆生も仏である。 心が傾くときは、仏も衆生である。 平かなときは、衆生も仏である。 生涯、心が傾きを生ずると、 仏は衆生の中に隠れる。 一瞬も、心が平かであれば、 衆生がそのまま仏である。 自分の心にちゃんと仏がいらっしゃる。 自分という仏こそ真仏である。 自分に仏心がなければ、 どこに仏を探すのか。(六祖壇経)