道を歩く04


般若心経には「阿耨多羅三藐三菩提」という仏の境地が語られています。

この菩提というのは智慧のことでもあるのですが、この菩提に心をクッツケルと「真実を求める心」となります。

何が言いたいのかというと、「真実を求める心」と言うのは智慧(悟り)のごく一部が心に顔を出している状況ではないのかということです。

無性に、手を合わしたくなる、空を眺めたくなるなどという、心の奥底からわき上がって来る気持ちを知っている方もいらっしゃることでしょう。

その「真実を求める心(原因)」に因縁があって、智慧(悟り)の花が開くのではないでしょうか。(4/27)