智慧の意識

無知を衰えさせるには論理的意識と智慧の意識の2つの意識が必要です。
このことは仏教を学んでいれば、ご存知の方も多いでしょう。

また、智慧の意識を招き、巧みに使えることを「方便」といいます。

智慧の意識は布袋の袋の中身のようなもので、袋が大きければ智慧の意識が大きく、方便である袋の中身を出すことを如何様にもできる方がいるかもしれません。

この袋の中身を出す行為(方便)を如何様に幾度も行うことを功徳を積むともいいますね。


先日、クリスマス・キャロルというDVDを見たのですが、登場する3人の精霊の内の1人はサンタさんような方で、大きなロウソクを右手にもっていて、ロウソクの光を放つことで、ケチな主人公に様々な映像を見せるのです。この行為が「方便」です。大きなロウソクは功徳の大きさを表しているのでしょう。



そのロウソク光を使い終わり消えるとき、その大柄なサンタのような精霊は骨になり、塵になり消えていきます。


布袋さんも、サンタさんも、仏さんのような慈悲にあふれています。