智慧の意識4


智慧の意識(気づき)が内側に覚知されるという段階から外側つまり方便が働くという段階に至れば、バランスがとれ、内も外もなくなります。

それと、智慧の意識の覚知だけでは、無明がそれほど衰えない。

智慧の光があり、それを巧みに照らすことができて、無明が衰え、やすらぐことができる。

しかし、巧みに照らしても、巧くいく場合と、巧くいかない場合があり、巧くいくのは稀である。

なぜ巧くいくのは稀なのか、その原因根拠を洞察してみるのも大事なことだ。