イメージ(識)の世界6


「サンカーラ」は過去の業がポテンシャルだし、「イメージイング」はベースからでた間違った認識だとすると、「認識」そのものが悪いのではなく、過去の業による汚れが問題になるということではないでしょうか。

認識そのものは光を照らすこと。汚れが無ければ、あるがままに世界を見ることができるということでしょう。

上記の「ベースからでた(間違った)認識」の「ベース」なんだけど、このベース(光源である太陽?)の覚知は無理だと思う。ようするにどこからか認識という光が照ってくる。

この「認識」が起る瞬間は覚知できる。

このとき一瞬、世界をあるがままに見ることができる。しかし、いつもあるがままの世界を見ることができるには、世界の消滅(煩悩の滅尽。形態が滅びる。)が起きなければ実現できないだろう。

これを成し遂げた経緯がちゃんと記録されているのがブッダ以降では、お2人いる。