マインフル


昨日、NHKで「最新めい想で不安解消、脳の力を呼び覚ませ」という番組放映してました。
その放映内容で、日中の様々記憶を睡眠中(シータ波のとき)に必要ない記憶を捨てて、記憶の整理整頓をするのだという研究がなされているとの解説がありました。

これを普段の目覚めているときにできるとすれば、何かに集中しながら、雑念が出てきたらそれに気づいて次々に捨てることができるということです。


めい想(マインフルネス)に関する書籍はずいぶん前から日本でも出版されています。
「マインフルネス」という言葉はテック・ナット・ハン師が世界中に広めたという功績があって、私も20年くらい前に、ハン師のリトリートで法話を聞いたことがあります。

しかし、マインフルネスによく通じていても、この捨てることの繰り返しが続くばかりということがある。

今ここでハン師の「涅槃、自由への道」を聞いてみると、最後の『そうなった時、それは「ものの見方、考え方」と呼ばれるものではなくなるのです。』の説法はきわだっています。

ここに至るまでを自分で解明しようとするところに、開けてくることがある。

人に教えてもらってできることではない。(9/30修正)