サンカーラ02


到着した書籍をパッと開いてみたら、
そのページに、「サンカーラ(1つ前の書き込み)」の内容と似たようなことが書いてあり、共時性を感じました。

そこにはこう書いてある。(残念ながら、時間がなくパット読みしかできてませんが。)

『もし、何も生じなければ、私たちは平静な状態に留ります。そして、もし何かが生じたなら、
私たちは「それは私たちに苦しみをもたらすだろうか? それは執着して手放さないでおくべきものだろうか?
何か他のものがあるだろうか?」と観察します。これは私たちの修行を支え、継続させるものです。・・・・
・・・・・・・・・
もし、この真理を理解できる段階に達するなら、・・・・・他人に過度の要求をせず、自らの持っているものに満足し、
話しやすく、行動に気取りがなくなります。(アーチャン・チャー「無常の教え」)』と。


上記の内容の「もし何かか生じたなら」というところがポイントで、これを瞬時に捉えることができると、
その後何が苦しみをもたらすのか、その過程を観察し、苦しみゆえに、手放したほうがよいと、理解できるようになるでしょう。

何も生じないときは、気取りがなく、話しやすい対応で、
サンカーラが生じているときは、往々にして分析的で、力みのある話し方になりがちではないかな。(11月上旬)