大乗起信論メモ3

論理的な「空」としての無自性から、実践的な「空」としての無所得(無執着)を得る過程で、空(無我)を因縁があって知ることもさながら、「無所得」を智慧が完成するにしたがって味得することの難しさです。そして「無けい碍」の空に至る智慧の完成は、さらに稀なことでしょう。

空の無所得とは智慧が生じ始めた段階といったところで、無けい碍の空に至る智慧の完成とは、本覚が働きだす仕組みを完璧に知っているということです。

この「本覚」の働き自体は、言葉の論理にのっとってのことではありません。長年解決できなかった大疑団が、功徳と因縁があって、内より解決され「本覚」が働きだすのです。

この因縁の妙、本覚が阿頼耶識に作用する様を言葉で論理的に表現することは不可能です。それゆえ、パーリ仏典にも自らの修行によって体得される涅槃の境地の説明がないのと同様に、無我(空)の実践も自ら体得することのゆえに、その説明がないのです。

大乗起信論メモ2

黄檗はこのように語っています。

「正覚若し現前せば、空の如く皆寂滅し、外に繊塵なく、内に識念無し」

内に識念無しとされていますが、「大乗起信論」の注釈書である釈摩訶衍論(しゃくまかえんろん)には、第十識(唯一心、清浄本覚)が説かれています。

真如が「第十識(清浄本覚)」かと問われれば、「自性清浄心」へ到達する「始覚」そして「本覚」の全体的「覚」であると説明すればいいのでしょうか。

「言葉」の使い方は難しいですね。しかし「本覚」の働きを知覚するには、この「言葉」、法界から現れる(た)「言葉」と前後に(自然に導かれる)「定」がキーポイントになります。

「空」の扱いが難しいのは、この「空」によって自己が瓦解したとき、真如が現れるのですが、ほぼこの真如は「始覚」であって「本覚」ではない。ここから、「空」を極めて本覚へ至るのは並大抵ではありません。

大乗起信論メモ

(本覚が働きだす以前の)真如も至福として覚知できますが、この覚知後は、突如として唯識等がすんなり解るような変化が起ります。

「本覚」の働きとは、覚体が「全体的な用」であるということです。この(真如の)「全体性」を会得したなら、(唯識がすんなり解ったときのように、)「大乗起信論」がすんなり解るようになります。

「本覚」は「真如」ともいえるし、「覚」は「真如」の覚知であって、不覚の真相を把握しようとするところに、真如の全体性を会得するチャンスが生じる。

「起信論」においては心真如の「心」と法身の「身」は別ものではないとされ、法身を「空」というときそれは勝義の意味でのことでしょう。

「体」とか「心体」という用語がありますが、「覚者(仏)」という用語は勝義的には覚体ということに等しい。

神戸動物王国

4/16(日)に神戸動物王国まで、ドライブしてきました。

鳥類のなかで一番印象に残ったのは、やはりハシビロコウかな。

あまり動かない鳥ですが、その目線がキリリとしていて、落ちついています。

館内は家族連れが多く、鳥達もお疲れ気味でした。

平日の入館をお勧めします。


ミサイルの夢見

2015年10月に、何十発という(大きな)ミサイルが自分の頭上を低空飛行で飛んでいるのを見て、安倍首相に内陸部へもピンポイントで命中させることができるのかと問いただして、「できます。」という返事を戴いた夢を見たことをブログに書いてますが、なぜミサイルが低空飛行するのか不思議でした。


昨日、アメリカがシリアに巡航ミサイル「トマホーク」59発を発射したことに関連して、巡航ミサイルがレーダーの探知圏内に入ってから補足されないように低空飛行する場合があるというのを知って、(大きな)ミサイルが低空飛行することがあるのだということが納得できました。


アメリカのシリアへの「トマホーク」発射から、北朝鮮への攻撃へと進んでしまった場合、日本にとっての影響は(善い悪いを超えて)はかりしれないでしょう。

メモリーカードリーダー


OSのパージョンUPでパソコンとの同期ができなくなったスマホの写真を如何にパソコンに保存するかの解決策が、ワイヤレス(Wi-Fi接続)メモリーカードリーダーを使ってのSDカードでの読み込みでした。

これだと、SDカードの交換でパックアップ容量をいくらでも増やせますから。

巨大UFOの夢見


26日の夢見は赤ちゃん、
30日の夢見は、巨大UFOと宇宙人、
31日はジャイアン(大きな巨人)、
今朝は女の子と綺麗な山の夢見でした。

山の形と色合いは、写真や絵画では表現不可能なほど綺麗で、
夢見のストーリーはSF映画や海外映画のような不思議さがある。