サンカーラ06

> しかし多次元性を発見しない限り、因縁法則を理解したことになりません。

> 線形的でもあり並列で多次元的でもある因縁法則を発見すると、世に存在するすべての問題や疑問に対して答えが見つかります。

因縁法則に関して、「多次元」という言葉が二回も使われているように、因縁法則を発見、サンカーラを滅するには、多次元性の発見がポイントになるようですね。

多次元性を発見するには、サマーディの力によって多次元を何度も突破し、覚醒時にも多次元性を覚知できるようになっていないと、難しいでしょう。

そして、それをコントロールできるようになることが、因縁法則を発見し、サンカーラを滅することの第一歩です。(12/4)

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> 多次元性を発見するには、サマーディの力によって多次元を何度も突破し、覚醒時にも多次元性を覚知できるようになっていないと、難しいでしょう。

この多次元性を覚知するところで、この仏心(菩提心)を覚知できるのですが、不思議と同じところで「塵」も覚知することができる。

直前の行為が善行が悪行かは、この「塵」の覚知によっても判断できる。それによって自己のヴァーサナ(習気)のコントロールも可能になる。

普通はなかなか自分の行為が周りに如何なる結果(影響)を及ぼしているのか、判りづらい。コントロール不可能ゆえに、その行為が業(カルマ)として蓄積される。

しかし、多次元性を覚知できることによって、行為の影響がどの程度のものであるか判るようになってくる。それゆえ、行為のコントロールもできるようになってくる。

そして、ある段階から、塵が感じられなくなってくる。

サンカーラを滅しつつあるということなんでしょう。(12/10)

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> ある段階から、塵が感じられなくなってくる。

それと同時に、不思議なことだが、
誰もいない海岸などに1人でいるときや、空を見上げたときの感傷的な感覚がなくなってくる。
長年のそういった情緒的な心が、なくなっていることに後づけで気づく。

これは、1人でいるときも、大勢の中にいるときも、騒がしいところにいるときも、静かなところにいるときも、環境による心が動揺がなくなってくるということだろうね。(12/10)