2013-01-01から1年間の記事一覧

イメージ(識)の世界32

自分にしか判らない地震というのは、素因(潜在力)に関係しているだろうというのは理解できますが、ブッダは、実際の地震が起る八つの原因の1つとして、さとりが関係していると述べている。このあたりはブッダでないと判らないところです。●さらにまた、ア…

イメージ(識)の世界31

今朝の地震は結構揺れました。揺れている最中、この揺れは東南海地震かなと感じたほどでした。ブッダは大地震が起ったとき、次のようにおっしゃっています。「量られ、または量られない(身の成立する)もとである(生存の素因)を、聖者は捨てられた。 みず…

イメージ(識)の世界30

死の体験はできなくとも、智慧を得ることができたら、慧解脱までゆける。「到来」の境地までこれたら、「無明→行→識→名色・・・」の過程を考察することによって、かつ功徳を積むことにより、慧解脱までなんとかゆきたいよね。(4/12)

イメージ(識)の世界29

> 生きたまま、彼岸に渡っているということなんですよ。ブッダ以降で、これを完璧になしとげ、その過程がありのまま記録されている解脱者がお1人います。ワタシの友人で、仕事中のお昼休みに、疲れから食事する気力もなく、横になっているとき、死の体験を…

イメージ(識)の世界28

熟睡状態のとき、識別作用もなく、太陽も存在せず、月も存在しません。ではブッダが知っている境地と熟睡状態とではどう違うのでしょうか。それは、目覚めの状態で、識別作用もなく、太陽も存在せず、月も存在しない状況を体験している、知っているというこ…

イメージ(識)の世界27

●活発さ、平安、内なる深い充足感は、基本要素として、すべて1人1人に備わったものです。 それらは、外側への探求によって得なければならないものではないのです。 しかし、霊的探求者も含め、誰もが何かを探しています。 自分を満たしてくれる、物や、体験…

イメージ(識)の世界26

「到来」を経験した者は、自分のサンカーラ(メモリー、ヴァーサナー)がどこに記録されているかを知っているし、覚醒を通路としてやって来る「深い慈悲」のことも知っている。また通路をふさぐものが何であるかも知っている。そして「到来」の次の段階を経…

イメージ(識)の世界25

●身体を壊り、表象作用と感受作用とを静めて、識別作用を滅ぼすことができたなら、苦しみが終滅すると説かれる。(ウダーナヴァルガ)上記を頭に入れて、次のブッダのことば(ウダーナヴァルガ)を読むと判りよい。●見られたことは見られただけのものである…

イメージ(識)の世界24

ところで、サンカーラ(行)とともに、理解しておくことがあります。 「識」です。これはイメージすること、抽象化することともいえる。このことについて、スッタニパータから引用させていただきましょう。●瞑想に入って座し、塵垢を離れ、為すべきことを為…

イメージ(識)の世界23

この深い慈悲(平安なる至福)は、この世のどんなものより素晴らしい「無私なるもの」。その後、世間一般の忙しさに戻ってしまえば、これは消え失せる。 そして、その忙しさの中にあって、その平安なる至福を取り戻そうと、苦労する。しかし、つかもうとして…

イメージ(識)の世界22

熟睡時からの目覚めに一瞬のチャンスがある。 しかし、これは(ごく普段の自分の身近なる)因縁があってのこと。 (ごく普段の自分の身近なる)因縁がなければ、ふつうの目覚めになってしまいます。 静かな至福という表現より、深い慈悲という表現の方がより…

イメージ(識)の世界21

狭き門は解脱の通路という別名があり、ここが開くと、静かな至福に満たされるとされていて、実際にこの静かな至福は経験できる。この狭き門の扉が開かれることの記述がないか、書籍やネットで調べてきましたが、かなり前にそのときの様子が詳しく書かれてい…

イメージ(識)の世界20

イメージ(識)の世界シリーズは3月から4月にかけて書いたもので、まだ続きがあるのですが、今眺めてみると、特にメモリー再生に関してのアドヴァイタの解説を仏教にあてはめようとしているところに無理が生じている。3/29の書き込みにもそのへんのところ…

イメージ(識)の世界19

> ということは衆生と解脱者との違いは、メモリーが再生されているか、メモリーが再生されていないかの違いになるということになる。とは書いたものの、世界の消滅を成し遂げたお方であっても、その後の生活はやはり、その世界で暮らしている。 世界があると…

イメージ(識)の世界18

> メモリーもフリダヤにあるとしているのだから ということは、目覚めているとき(普段時)、フリダヤの扉は開かれているということですね。そうでないと、メモリーは再生されない。ということは衆生でも、狭き門の扉が開いているということになります。とい…

イメージ(識)の世界17

ホ・オポノポノではでてくる感情、出会うものすべてをクリーニングしてゆく。 この方法は仏教の心の様態も、感受したあらゆるものを抽象化せずに観察するという方法に似ているといえば、似ている。4つの言葉を使うことによって、感受したあとの反応(スキと…

イメージ(識)の世界16

●記憶は悪者ではない。 記憶は悪ではないんだよ。 記憶がわたしたちを支えてきてくれたことは、いくらだってあるはずだ。 でも、わたしたちは記憶をそのままに放っておいてしまうと、 どうしたって自分を見失ってしまう。それが悲劇の始まりなんだ。 ウニヒ…

イメージ(識)の世界15

自分の感情や出合うものすべて(ナーマ・ルーパ)に4つの言葉を繰り返し語りかけクリーニングすることにより、 アウマクアと手を取り合えるとは、どういうことなんでしょう。 アウマクア(父)とは アドヴァイタでいうSelf(真我)のことじゃないかな。 そ…

イメージ(識)の世界14

> もう少し、引用させていただきます。ちょっと見るだけで、内容がわかった気になる横着ものです。 引用しなきゃ、たぶん読まないと思うので、 引用読書続けさせていただきます。ゴメンナサイ。●自分を大切に扱うことは、ディヴィニティーへの感謝だよ。※デ…

イメージ(識)の世界13

普段から、文字の形だけ見て、認識してないことが多々あるので、判らなかったが、 この「Aloha」という書籍、著者が平良アイリーンという1983年生まれの女性で、監修がヒューレンさんですね。ゴメンナサイ。m(_ _)mもう少し、引用させていただきます。●「…

イメージ(識)の世界

ヒューレン博士のホ・オポノポノは伝統的なカフナと違うところもありますが、それを分かりやすく世界に広めたという功績がある。 インド哲学、仏教を主としている掲示板に古くからのハワイの問題解決法を書き込むのはどうかなとも感じていますが、 仏教やイ…

イメージ(識)の世界11

さてと、「Aloha」から引用させていただきます。長文はしんどいので、短文だよっと。● すべての問題の原因は「記憶」の再生 ● 期待することが「記憶」です ● 痛みはね、いつでも全部自分の中にある。外にはないんだよ ● 「アイスブルー」と心の中で唱えてか…

イメージ(識)の世界10

> しかし、在家ではなかなか瞑想(アナパナ)に時間をかけるのが難しいよね。アーナパーナも在家でもできるところってのもあるんだけど、 なんか、中途半端になってしまう。 いつの日か、瞑想にすべてをかかげれるようになる前に、 在家で過去のメモリーをう…

イメージ(識)の世界9

> だから、過去のメモリーをお掃除すべく様々な道(修行法)がある。(イメージの世界7)瞑想でルーパ・カラーパ(素粒子)を観て、生滅(無常)を見てゆくという方法がありますね。しかし、在家ではなかなか瞑想(アナパナ)に時間をかけるのが難しいよね。…

イメージ(識)の世界8

ネットで検索していたら、ナーガールジュナの次の偈(空七十論)を見つけた。 自分で考察したことをあてはめれば、間違いがないか確認できそう。●因と縁から生起した諸存在を、真実として分別すること 依存する存在に執着すること、見ること、分別すること、…

イメージ(識)の世界7

汚れってのは過去のメモリーでしょう。メモリーが再生されればポテンシャルをもつ。 ワタシ達の日頃の見たり聞いたり等の行動はみなメモリーの再生を伴っている。見ること、聞くこと、触れること、みんな間違った認識して、ストレートに認識できない。 抽象…

イメージ(識)の世界6

「サンカーラ」は過去の業がポテンシャルだし、「イメージイング」はベースからでた間違った認識だとすると、「認識」そのものが悪いのではなく、過去の業による汚れが問題になるということではないでしょうか。認識そのものは光を照らすこと。汚れが無けれ…

イメージの世界5

いやまてよ〜〜、> これはまだ、闇(煩悩)を完全に消滅させるまでには至っていない。と判断してしまうのはサンカーラからイメージイングへ移る瞬間への観察というより、 「触」から「受」、「受」から「愛」へ移る瞬間の観察であるからかもしれない。イメー…

イメージの世界4

> これが形態(ルーパ)が消滅しないベクトル。 > 無明からでたイメージが世界を造ってしまう。> イメージとは間違った識(認識)で、抽象化のこと。 > ワタシ達はこれに騙され、支配されている。上記を理解し、イメージが世界を造ってしまうことを冷静に観…

イメージの世界3

> そしてイメージイングどうりに世界を創造してしまう。これが形態(ルーパ)が消滅しないベクトル。 無明からでたイメージが世界を造ってしまう。イメージとは間違った識(認識)で、抽象化のこと。 ワタシ達はこれに騙され、支配されている。ここから抜け…